車掌にも“懲罰的”日勤教育 JR西

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050512-00000026-san-soci&kz=soci

同社の現役車掌は「運転士だけでなく、車掌に対する日勤教育も懲罰的なものが行われている」と指摘する。ある車掌区では、電車の車掌室を模した「基本操作マシン」というものがあり、延々と「信号よし」「〇時〇分通過」などと発声させられるといい、同僚らの間で「絶叫マシン」とも呼ばれているという。

嫌な会社だな、という印象が強烈ですね。こういう会社で働きたいとは思いませんし、家族とか知人が働く姿も見たくありません。
JR西日本は、国鉄の分割民営化の後、潜在化し、地下でうごめいていた負の遺産だったのかもしれません。
もし、そういった根深いものがあるとすれば、是正するのは簡単ではないでしょう。

資生堂・行動規範

http://www.shiseido.co.jp/ideals/mission/index.htm

1.お客さまの喜びをめざそう
2.形式にとらわれず結果を求めよう
3.本音で語りあおう
4.広く深く考え、大胆に挑戦しよう
5.感謝の心で行動しよう

「薄毛はあなた一人の問題ではありません。子孫も迷惑です」「薄毛の人は部長止まり?」などといった言葉と、上記の行動規範を照らし合わせて見てみると、3の

本音で語り合おう

が該当するのかもしれません。しかし、1の

お客さまの喜びをめざそう

には反していると思われるので、全体として見ると、やはり行動規範違反になるのでしょう。

追記:

こういうことも高らかに主張されていますね。

http://www.shiseido.co.jp/ideals/code/chapter4.htm

私たちは、自分自身の人権を主張するためにも、まず、他人の人権を認め、尊重します。人種、民族、国籍、宗教、信条、性別、社会的身分、門地、障害、病気、性的指向、年齢などによる差別、虐待や、セクシュアルハラスメントモラルハラスメントなどの嫌がらせは、絶対にしませんし、また、許しません。

「絶対に」というところは、今となっては消し去りたいのかもしれませんが、もう遅いでしょうね。
「私たちは、自分自身の人権を主張するためにも、まず、他人の人権を認め、尊重します。」というところを読んでいて、他人の著作権は何年も侵害しつつ、報道の自由はちゃっかり主張しているTBSのことを思い出しました。

最高裁、消費者金融の取引履歴開示初判断へ

http://www.asahi.com/national/update/0513/TKY200505120336.html?t

最高裁が開示しないのは違法と判断すれば、実質的に開示義務が認められることになり、多重債務者救済の実務に大きな影響を与えそうだ。

高裁が違法性を否定し、最高裁が弁論を行う、という流れから見ると、最高裁が高裁の判断を見直すことは確実と言えるでしょう。
金融業者は、こういった開示について、不開示は違法ではない、などと開き直る場合が少なくないのが現状ですが、最高裁の判断が、そういった現状に大きく影響して、多重債務者救済を推し進めることが期待されます。

脱線事故会見巡る不適切発言でおわび…読売・大阪本社

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050513ic01.htm

当該記者は、5月4日から5日未明の幹部の会見で、事故直後の対応や天王寺車掌区の社員がボウリング大会や懇親会を開いていた問題の説明を求め、「あんたら、もうええわ、社長を呼んで」などと声を荒らげたり、感情的発言をしたりしていました。

JR側の説明が二転三転したため、会見は全体として詰問調になったようですが、当該記者の発言の一部は明らかに記者モラルを逸脱していました。

モラルの逸脱にとどまるのか、という疑問も感じますが、それはともかく、今後とも、厳しさの中にも相手にも配慮した取材をしてほしいものだと思います。
私の経験でも、感情的なやりとりの中で有益なものが生まれるということは皆無と言っても過言ではないですね。