http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050410-00000002-yom-soci
なぜ若手職員からそっぽを向かれるのか。都で今年2月、アンケートを実施したところ「管理職に魅力を感じない」との答えが約半数に達した。管理職になると約2年ごとに各部局を転々としなければならない。
管理職、という仕事に魅力を感じないのはなぜか、ということを、徹底的に検証する必要があるでしょうね。ITが発達して、幹部と一般の職員が、メールなどで直接連絡を取り合ったり、上からの指示が一斉に伝達できるようになると、中間管理職は、一種の「中二階」化して、魅力が感じられなくなる恐れが多分にあります(実際、そうなってしまっている場合が多いと思いますが)。
上記のように、転々といろいろな部署をまわってしまうことにより、専門性が身に付かなくなる、ということも魅力を感じない理由になると思いますが、試験を受け昇進して行く、というキャリアプランだけを絶対視せず、いろいろなタイプのキャリアプランというものを可能にして行く、ということも必要でしょう。
このような事情は、東京都庁だけのことではないと思います。