<天皇陛下>82歳に 戦後70年「先の戦争を考えた1年」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151223-00000005-mai-soci

天皇陛下は23日、82歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、戦後70年の今年を「先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います」と振り返り、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」と述べた。

天皇制についてはいろいろな考え方がありますが、天皇皇后両陛下が、平和を願い、様々な場所へ行かれて国民を励まして、大きな役割を果たしておられることは、必ずしも天皇制を全面的には支持できない人々も認めるところではないかと思います。昭和天皇には、終戦までの「大元帥」の面影が垣間見えていた面がありましたが、天皇陛下は、戦後の現憲法下での、新たな天皇像を追求、確立されてきたという気がしますし、皇后陛下もそれに大きく貢献されてきたと感じるものがあります。
天皇皇后両陛下には、今後も、できるだけ長く、平和で自由な民主国家としての日本国、そこで生きる日本国民を見守り励ましていただきたいと願うものです。