自民、「海の日」で綱引き=7月20日か3連休か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000047-jij-pol

海の日は、1876年に明治天皇が東北巡幸から横浜に帰港した日付にちなみ、1996年から祝日に指定された。経済効果を期待した「ハッピーマンデー制度」の導入に伴い、2003年から7月第3月曜日となった。
しかし、年によって日付が変わるため、海の日に対する意識が希薄になったとして、超党派議員らの「海事振興連盟」(会長・衛藤征士郎元副議長)が中心となって改正案をまとめた。

祝日というものは、何らかの出来事などがあって、その日にちなんで設けられているものですから、日で固定するのが本来の筋でしょうね。ハッピーマンデー方式にすると、例えば、月曜日に入っている大学の講義は祝日のかなりの部分が休めなくて開講ということになり、不便という事態も起きてきます。金曜日が祝日に当たれば日曜日まで3連休になりますし(月曜日にあたってもやはり3連休です)、火曜日が祝日なら間の月曜日に有給休暇を取って土曜日から火曜日まで休むなど、いろいろな休み方もあるはずですから、ハッピーマンデー方式もそろそろ見直すべき時に来ているのではないかと私は考えています。人の休み方(休めるような在り方、ということも含め)と併せて、こうした祝日の在り方も考えないと、単に、3連休なら休みやすいだろうという単純な発想では良くないと感じるものがあります。