LGスマートフォン「G2」の使用感をチェック!

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/mobile/20130927-OYT8T00318.htm

多くのスマートフォンが側面に備えている電源ボタンやボリューム調整ボタンが存在しないのだ。これらのボタンは本体背面に配置し、非常にシャープなスタイルを実現した。これまでのスマートフォンの「ボリュームボタンは側面」という常識を覆したわけだ。ユーザーのスマートフォンの使い方を検証・観察するなかで、スマートフォンを持ったときに自然と人差し指がかかる位置にボタンを集めたら背面になったという。確かに、スムーズに操作することができる。

LGでは初めてとなる1300万画素の光学手ぶれ補正機構(OIS)内蔵のカメラを搭載。また、スマートフォンとして初めて高音質の192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応している。

液晶画面を2回タップすることで起動する「KnockOn」だ。スリープ状態の「G2」の液晶画面をタップすることで画面が点灯し、アイコンなどがない部分を2回タップすると消灯する。

友人などに「G2」を渡すときの便利機能として、利用できる機能を制限したり、アプリを隠したりできる「ゲストモード」を用意しており、これまで以上のスマートな使い方ができそうだ。

LG G2は、アンドロイドスマートフォンとしてハイスペック、ハイエンドであるというだけでなく、従来のスマートフォンで、当たり前のようになっていた機能を見直して、斬新に変革している点でも注目すべき製品ではないかと思います。側面ボタンを背面に回したことは、その最たるもので、記事によると使いやすくなっているということですから、成功しているのでしょう。
PCでは普通の機能になっているゲストモードも、スマートフォンでは採用されている従来はは見かけませんでしたが、持っていない人に貸したり、持っていないときに借りたりする、ということも、今後はますます増えてくる可能性が高く、なかなか良いところに目を付けた、という気がします。
韓国製のスマートフォンというと、サムスンに注目が集まりがちですが、台湾のHTCが経営危機に陥っているという報道もあり、サムスンに飽き足りないアンドロイドスマートフォンファンとしては、HTCに代わる存在としても、今後はLGに注目しておく必要がありそうに思われます。