Casa BRUTUS特別編集 知られざる「六本木ヒルズ」 完全ガイド

Casa BRUTUS特別編集 知られざる「六本木ヒルズ」 完全ガイド (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)

Casa BRUTUS特別編集 知られざる「六本木ヒルズ」 完全ガイド (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)

この連休中に、六本木ヒルズへ行くことがあり、青山ブックセンター六本木店に立ち寄ったところ、これがあったので、早速、買って、ぱらぱらと眺めています。
私は、当時働いていたヤフー株式会社が表参道から六本木ヒルズ森タワー内に移転した関係で、グランドオープンの直前から森タワー内で仕事をしていて、六本木ヒルズクラブ六本木ヒルズスパもオープン直後から現在に至るまで利用もしているので、そこで仕事はしなくなりましたが、今でも、毎週1回以上の頻度で(ほぼ毎週1回はスパで運動しているので)六本木ヒルズに行っています。こうして、割と利用しているほうにはなる私ですが、上記のガイドを読んでいると、知らなかったことも結構あって、奥深さを感じています。
六本木ヒルズの魅力は、生活、仕事、遊び等々の、人間の生活全般が、六本木ヒルズという1つの空間に収められていて、様々な顔を見せながら、機能的に動き利用できる、ということでしょう。他にも魅力的な複合施設は、国内にいろいろとありますが、そういった意味での「街」として出来の良さが六本木ヒルズを超えていると感じるものは、私にとっては今のところありません。この種の複合施設の、1つの完成形として、今後も様々な同種施設のお手本、参考になり続けることは間違いないでしょう。
おめでたい10周年に水を差すわけではありませんが、今でも痛みをもって思い出されるのは、開業後、間もなく起きた、回転扉での死亡事故ですね。六本木ヒルズを楽しもうとしていて事故に遭い亡くなったお子さんは、今でも、どこかから六本木ヒルズを眺めているでしょうか。多くの人が集まる施設として、今後も、事故の教訓を忘れず安全管理には万全を期してもらいたいものです。