アカデミーヒルズ・最後の夜

私が六本木ヒルズ森タワーを利用するようになったのは、2003年3月からで、それまで表参道にあったヤフー株式会社のオフィスが森タワー内に移転したことによるものでした。その後、1年くらいたって、弁護士業務上に便利と思い、49階にあるアカデミーヒルズ会員になり、5年ほど、そこを利用してきました。
昨年、事務所を港区高輪に移転し、そこが至極便利で、アカデミーヒルズを利用する機会が激減したため、今月で利用を終了することにして、昨夜は、知人と、そこにあるゲストルームで、ワインを飲み懇談しながら、最後の夜を過ごしました。
ワインは、

http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/list.php?special=MN

でも紹介されている、チリワインのモンテス・アルファ(赤)などを飲みましたが、特にモンテス・アルファは、コストパフォーマンスが良くなかなかいけるな、と思いました。
49階から見える窓外の夜景の中に、東京タワーやミッドタウンタワーが浮かび上がり、それを見ながら、ここでIT系の企業が隆盛を誇りホリエモンタイプの人々が肩で風を切るようにして闊歩し「ヒルズ族」などと言われて脚光を浴びていた当時のことや、そういった人々が消え去り、その後の幾多の流転を経て未曽有の大不況の時代に突入していることなどが思い浮かび、感慨深いものがありました。
51階の六本木ヒルズクラブは、引き続き、時々利用しますから、取材の際は、そこでコーヒーなど飲みながら、ということになることが、今後は多くなるかもしれません。