香港でプリペイドSIMを使用した感想

一昨日夜から、ちょっと用事があり香港へ行っていて、先ほど帰国しました。備忘も兼ねて、使用したSIMカードプリペイド)について書き留めておきます。なお、慣れない英文を見たりしながらのエントリーですから、参考にしていただく場合も、自己責任でお願いします。
JALで香港の空港に着き、通関を終えて外に出て、すぐに、プリペイドSIMが買えそうなショップを探したのですが、通関後に出てちょっとその辺を探した限りでは見当たりませんでした(探し方が悪かった可能性はありますが)。両替屋のカウンター上に、プリペイドSIMを取り扱っていそうな表示が出ていたので、そこにいた女性店員(反日っぽい、にこりともしない意地悪そうな若い女)に、持っていたiPhone4S(SIMフリー)を見せながら、3日ほど滞在するのでデータ通信専用のSIMがほしい、と英語で(片言の)で言ったところ、にこりともせず無言で出してきたのがこれでした。

http://twitpic.com/av8r5e

その女は、SIMを取りだしてSIMカッターでがちゃんと切って渡してきました(笑)。
早速、iPhoneにそのSIMを入れてみたのですが、アクティベートの手続をしないと使えないことがわかり、同封されている説明書もわかりにくく、再度、その女に聞いてみたのですが、不親切で教えてくれませんでした。ここで親切に教えてもらうとかアクティベートをやってもらう、といったことは期待しないほうがよいでしょう(ちなみにシンガポールチャンギ空港の両替屋の女性店員は頼むとアクティベートまでやってくれました)。
やむをえず、ホテルへ行って、持参したパソコンをホテルの無線LANにつないで(有料で、余計な出費になりました)、アクティベートの方法を検索して調べました。
参考になったのは、

http://mobilewire.jp/blog-entry-806.html
http://palmyamcha.hkisl.net/?p=6288
(以下、こちらを「下の記事」と言います)

といった記事でした(下の記事のほうが新しく、料金は、下の記事のほうが現状を反映しているようです)。
最初、どこでもよいので電話をするとアクティベートの初期状態になるようで(私は、サービスホットラインとして記載されていた179179に電話しました)、電話するとすぐに、電話番号と有効期限(アクティベートから半年間)を記載したショートメッセージが送られてきました。
これだけでは通信はできず、プランを選択する必要があります。これも、わかってみれば簡単なのですが、下の記事で紹介されているように、

/時間を選ぶなら *101*832*2#
/日を選ぶなら *101*832*3#
/週を選ぶなら *101*832*4#

に電話すると(私はとりあえず1日のプランを選択しました)、すぐに、確認のショートメッセージが送られてきます。これで通信が可能な状態になります。
なお、下の記事では、料金が

HK$8/時間
HK$28/日
HK$78/週

となっていて、確かに、

http://one2free.hkcsl.com/jsp/o2f_next_g/o2f_next_g/starter_pack/overview.jsp

や、

http://one2free.hkcsl.com/jsp/prepaid_sim_card/power_prepaid_sim/charges/charges.jsp

では、そのように記載されています。ただ、私が買ったSIMに同封されていたユーザーガイドの小冊子を見たところ、時間あたりというのはなく、

HK$50/日
HK$178/5日
HK$788/30日

となっていました(上のほうの記事と同じ内容)。HK$88で買って、1日プランが終わって、残高不足になった、というのも、これなら納得できますが、下の記事では、料金が改定された、となっていて、サイトの内容を見ると、下の記事の通りであるようです。小冊子の内容が古いのでしょう。
これで、iPhoneでネットに接続していたのですが、夜中の12時過ぎくらいに上記のようにして開通し、翌日の朝8時過ぎころまでなぜか使えて(30時間近く使えたことになります)、このままリチャージせずに使えるのかな、と思っていたところ、iPhoneテザリングして使っていたPCで、残高不足でこれ以上使えない、という表示が出て通信できなくなってしまいました。
どうしたものかと、サイトで調べてみると、

https://ecs.hkcsl.com/nextg/pages/CreditCardInfoInputPage.jsp?language=eng

で、クレジットカードを使ってリチャージできることがわかりました。画面にあるように、自分の番号やクレジットカード情報を入れることで、ネット上でリチャージできました(50香港ドルからリチャージできるとのことですが私はとりあえず100香港ドルリチャージしておきました)。
その後、再度、上記の1日プランを選択する電話をかけると、確認のショートメッセージが送られてきて、午後3時過ぎに香港を離れるまで、ずっと通信ができました。
通信速度は、計測してみたところ、下りが2.5M程度、上りが1M弱程度で、テザリングでPCやiPadを使っていても支障は感じず、ストレスなく使えるレベルでした。
HK$88で買ったSIMが、1日プランHK$28のはずなのに1日で残高不足に陥った理由がよくわからず、その点が引っかかっています。基本料金のようなものがあるのかもしれません。