ロンドン五輪、成功裏に閉幕=日本のメダル数、史上最多の38個―次回はリオ〔五輪〕

http://london.yahoo.co.jp/news/detail/20120813-00000027-jij_olympic

今大会での日本の金メダルは7個で、「15個以上」とした目標には届かなかった。一方でメダル総数は2004年アテネ大会を上回る史上最多の38個に達し、25個にとどまった前回の北京大会から大きく盛り返した。

なかなか集中して見ることができない間に終わってしまいましたが、日本選手の奮闘する姿は、日本人として、うれしく、頼もしくもあり、また、次々と繰り出されるハイレベルな競技、技には目を見張るものがありました。個人的に特に印象に残ったのは、女子バレーのセッターである竹下選手の絶妙な動きで、コートに落ちるすれすれのところで、飛び込んで手の甲でボールを拾う場面などを見て、熟練した職人技というのは凄いものだと感じ入りました。また、バドミントンの女子選手が、試合途中でじん帯を痛めたもののその後も必死に泣きながら試合を続行しようとした姿にも感動しました。
メダル、入賞といった結果を残すことは、もちろん貴重なことですが、努力してスポーツに打ち込み、オリンピックのような大舞台で自らのすべてを出そうとするアスリートの姿には、神々しささえ感じられる美しさ、素晴らしさ、至高の価値があります。ロンドンオリンピックの閉幕は、次へ向けたスタートであり、結果を残せた人も残せなかった人も、それぞれの次へ向けて、また歩み出してほしいと思います。