http://sankei.jp.msn.com/world/news/110706/erp11070621180003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110706/erp11070621180003-n2.htm
開発中のF35に対し、ユーロファイターは英国など6カ国ですでに運用されており、運動性と戦闘能力は実証済み。BAEシステムズはF35の開発にも参加しているため、「F35は主に対地攻撃、二次的に防空という攻撃戦闘機だ。ユーロファイターは防空能力に優れ、二次的には対地攻撃任務にも対応できる。両機を組み合わせて運用すれば、日本の空の守りは万全だ」と提案する。
防衛省が将来、F35を配備する考えなら、役割が重複するFA18を“つなぎ”として導入するより、防空能力でF22に次ぐユーロファイターを調達する方が賢明だ、というのが同氏の主張だ。
ユーロファイターとF35の両方を売り込む、その商魂のたくましさは割り引いて考える必要がありますが(笑)、ユーロファイターの防空能力の高さは、FX選定にあたり、かなり重視されるべき要素でしょうね。
このままFX選定がずるずると遅れれば、近隣諸国との関係で、日本の防空能力が徐々に弱体化することになりかねず、バランスが崩れ、国益上、憂慮すべきことになりかねません。まずは、既に実用化され実戦配備されているユーロファイターを導入し、F35の導入も、今後の検討課題としておく、ということも、有力な選択肢としてみる意味、価値はあるのではないかという印象を受けます。