綾瀬はるか、“天然キャラ”封印し大河への思い熱弁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110622-00000343-oric-ent

戊辰戦争の落日に会津鶴ヶ城に500人の女性と立てこもり、銃を持って闘ったとされる姿が「幕末のジャンヌ・ダルク」と讃えられ、明治維新後は時代をリードする“ハンサムウーマン”と称される女性・八重。今まであまりスポットライトが当たらなかった人物を、綾瀬というフィルターを通して鮮明に描いていく。

司馬遼太郎の「王城の護衛者」を読むと、とてもよくわかりますが、会津藩は、幕末、幕府に対する忠誠心の強さや精強さから、愚直に動く道を歩んでしまい、鶴ヶ城落城後は僻遠の地である斗南の地に藩ごと流され、藩士や家族は塗炭の苦しみを味わいつつも、元々持っていた優秀さから、明治後、各界で活躍する人材を輩出することになりました。新島八重は、その中に連なる1人と言っても過言ではないでしょう。
ゼロどころかマイナスの状態から身を起こし、明治期を生き抜いて行く姿が、現在の福島県民や日本国民にとって、大きな心の支えになるような、そういった大河ドラマになることを期待したいと思います。