公開メッセージとダイレクトメッセージの線引きが不明確、というTwitterのかかえる問題にウィーナー議員が直面したときに、事故は起きた。同氏は、若い女性に陰部の写真を送ろうとしたとき(グレーのボクサーを着用していたが勃起したものは収まりきれていなかった)、女性のフォローは済ませていた。しかし、非公開のダイレクトメッセージと公開リプライのよくある間違いを議員は犯し、その結果、自分をフォローしている数万人にその写真を送信してしまったのだ。
SMSや電子メールのように、ほんとうに私的な会話をしたいときは、ダイレクトメッセージが使えるようになった。しかし、ダイレクトメッセージと公開ツイートを絶対に間違えないようにするという仕組みはなかった。従って、Twitter歴の長いユーザーでさえ、この2つを間違えることがある――そしてウィーナー議員が自滅した原因はこの設定だった。
ツイッターの基本的な考え方が「公開」で、その中で使用を続けていると、ダイレクトメッセージと公開ツイートを間違ってしまいやすい、という、ツイッターの特性がわかりやすく紹介されていて、参考になる記事ですね。私自身も、手軽なので、時々、ダイレクトメッセージを簡単な連絡用に使うことがありますが、十分注意する必要があると痛感しました。
それにしても、上記のような恥ずかしい画像まで、瞬時に数万人へ送られてしまうツイッターは、便利であると同時に危険なツールでもある、ということをしみじみと感じます。