「Eee Pad Transformer TF101」の“変形合体”を写真と動画で見る

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110526-00000001-zdn_pc-mobi

キーボードの下に、このボディサイズにしては広めのタッチパッドとクリックボタンを設けているのもポイントだ。少し試用しただけだが、タッチパッドの反応はよく、Windowsのデスクトップを扱うのに近い感覚でポインタ操作が行えた。Android 3.0タブレットながら、きちんとしたキーボードとタッチパッドWindowsノートPCのような操作感の実現を図っている点は、競合機種に見られない特徴だ。
モバイルキーボードドックの側面には、2基のUSB 2.0ポートとSDHC対応SDメモリーカード/MMCスロット、ACアダプタ接続端子を配置している。USBにはストレージのほか、マウスなども接続して利用できるという。USB 2.0ポートにはカバーが用意されており、未使用時のデザインも美しいほか、カバーに小さなマグネットが内蔵されており、ピタッと閉まる点に感心した。
冒頭で触れた通り、このモバイルキーボードドックにもリチウムポリマーバッテリーが内蔵されている。タブレット本体を装着して使うと、約16時間まで駆動時間を延長できるのがうれしい。モバイルキーボードドックにバッテリーを内蔵したことで、より長く駆動できることに加えて、タブレット本体を装着した状態で安定感が出て、液晶を後ろに傾けたときにタブレットの自重で後ろに倒れたりしないのは、よく考えられている。ちなみにタブレット+モバイルキーボードドックのバッテリー充電時間は約7時間だ。

タブレットを、日頃はバーチャルキーボードで使っていても、リアルキーボードで入力したほうが便利、快適という場面が出てくるものですが、従来は、捌売りのキーボードを組み合わせていたところを、専用で一体化しつつも分離できるキーボードという方式にしたのが、Eee Pad Transformerの斬新なところですね。
キーボードドック部分には、記事にある通り、USBポートやメモリーカード等のスロットがあって、これは、従来あったキーボードドックにはなかった機能ではないかと思います(例えば、私が使っているiPad用やGalaxyTab用のキーボードドックにはありません)。
また、キーボードドックにバッテリーが内蔵されることで、バッテリー面で不安が伴ないがちなandroidタブレットとしてはかなり長い、16時間程度の駆動が可能になっていて、これはかなり魅力的なことではないかと思います。キーボードドックと一緒に持ち歩けば(やや重くはなりますが)、1日中外出して使用しても、バッテリーが途中で切れてしまうことは、まずないでしょう。
今後、かなり注目される1台になりそうな予感がします。