マカフィー、ハッカーの歴史と攻撃動機の変遷をブログで解説

http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN201105200001.html

ハッカーには、七つのタイプがある。ITセキュリティの専門家「ホワイトハットハッカー」、ネットワーク/PCへの侵入やウイルスの作成を目的とし、一般的にハッカーと呼ばれている「ブラックハットハッカー」とその蔑称「スクリプトキディ」、政治的な信念や宗教的な動機で活動する「ハクティビスト」、市民・企業・政府をターゲットにする「国家ハッカー」、競合会社に侵入して企業秘密を盗み出す「スパイハッカー」、一般人を巻き込んで恐怖を広げ、特定の宗教や政治的な信念を訴えかける「サイバーテロリスト」だ。

ハッカーについての分析、分類や、その歴史についての照会が、さすが、ハッカーと対峙してきたマカフイーによるものと思わせるものがあって、興味深いですね。
私利私欲のためにこういった行為に及ぶ者は単なる犯罪者(それが犯罪であれば、ですが)ですが、厄介なのは、上記のように、この種の犯罪が、私利私欲以外の動機から犯されやすい傾向があるということでしょう。よく、ITリテラシーということが語られますが、こういった面でのリテラシーも、社会の中で地道に涵養して行くということが、今後もさらに求められるように思います。学校教育の中でも、単に技術を学ぶだけではなく、そういった点を意識した活動が必要でしょう。