警部の妻の速度違反もみ消した疑い 小平署課長ら8人

http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY201002190320.html

警務課長代理の妻が昨年5月31日午前10時40分ごろ、東京都小平市内の都道で、乗用車を運転して制限速度40キロのところ六十数キロで走行し、同署交通課員に停止を求められた。交通課長は、部下から電話で報告を受け、違反者が警務課長代理の妻と知り、「反則切符を切らずにそのまま行かせろ」と指示した疑いがある。警務課長代理は取り締まり中の交通課員2人に電話をかけ、妻の違反について「どうにかならないか」と頼んだ疑いがある。
警務課長代理は宿直勤務を終え、妻に同署まで車で迎えにくるよう頼んでいた。交通課長は「同僚の家族を取り締まることは何となく忍びないと思った」と供述しているという。

切符を切って反則金を支払っていれば、それで終わりになっていたものが、つまらないことをやってしまったがために、関係者は書類送検、警部2名は辞職というとんでもない結果になってしまいましたね。昔は、こういったことが時々行われることがありましたが、もうそういう時代じゃないので(時代の問題でもないのですが)、こういことをやろう、という誘惑に駆られたり話が出ても、きっぱり、やらないようにすべきでしょう。
実は、昨年11月に、車で走行中、違反をして切符を切られ、その後すぐに反則金を支払ったのですが(車を運転するようになって2回目の反則切符でした)、自分なりに、運転がやや粗くなっていたかなと反省し、その意味で切符を切られて良かった、と思いました。警察官に職業を聞かれ、おずおずと「弁護士です。」と言うと、その後は、「先生」と呼んでくれるようになり(苦笑)、十分気をつけて運転してくださいと言われましたが、本当にそうだなと感じたことが思い出されます。