日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090507-00001111-yom-soci

今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表した。
しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。

いろいろな問題点が指摘できると思いますが、思いつくまま挙げると、

1 この種のものが、実在する児童を取り扱ったものではないということで日本では児童ポルノ規制の対象になっておらず、諸外国から批判を受けている現状
2 自主審査団体(この作品についてはパスしているということですが、それだけに)の審査基準、審査の在り方
3 店頭や自動販売機による販売では、青少年に対するこの種商品の販売が厳しく規制されている一方で、インターネットでは誰でも簡単に買えてしまうとい 
う、日本における偏頗で実効性の乏しい取締りの現状
4 「有害」情報についての、国による認識や理解の違い

といったことが問題になりそうです。
直ちに答が出ない難しい問題ですが、避けては通れない問題であるのも事実です。