http://www.j-cast.com/2014/09/09215449.html?p=all
落合弁護士は、「いちいち回収していたらこの手の雑誌は成り立たない」として、普通に不備がある程度ではないのではないかと指摘した。
日刊スポーツでは、関係者の話として、FLASHが8ページにわたって18枚もの流出写真を許可なく載せ、多額の損害賠償を請求されることを恐れたと報じた。米女優らのものと特定して、ぼかしもなく写真を載せているためだという。女優らは、写真を勝手に掲載すれば法的手段に出ると訴えている。このことから、写真誌の回収費用を支払う方がコスト的に見合うと光文社が考えたとみられるともいう。
プライバシー権や肖像権侵害、といったことであれば、この種の写真週刊誌は常にそのリスクを抱えているわけで、今更、発売中止という大損害必至の措置は講じないのではないかと思います。
あくまで推測ですが、一部の報道でも指摘されていたように、流出したヌード写真の中に、18歳未満の「児童」に該当するもの(少なくともその疑いがあるもの)があって、写真掲載、販売が児童ポルノの提供にダイレクトにあたる、あたりかねない、ということが問題になり発売中止に至ったのではないか、と私は見ています。そこが黒、あるいはグレーのまま発売してしまえば、逮捕者さえ出かねず雑誌の存続も困難になりかねませんから、それが理由であったとすれば、発売中止という措置にまで踏み切ったことがうなずけます。
真相はよくわかりませんが、やはり、「普通に不備がある程度ではない」極めて重大な問題があったことは間違いないでしょう。