アマゾンが販売自粛 少女の過激水着DVD

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090518/crm0905180136001-n1.htm

小中学生など18歳未満のモデルが露出度の高い水着を着たり、性行為を連想させるポーズをとる作品は近年、過激化。違法の線引きは明確でないが、今年2月には、水着の下に手を入れたDVDを作製したとして、フリーカメラマンの男らが全裸シーンがない作品では初めて児童買春・ポルノ禁止法違反罪で逮捕、起訴されるなど規制の動きがある。
アマゾンの販売自粛は、女性や子供への犯罪や人身売買の問題に取り組むNPO法人ポラリスプロジェクト」日本事務所が要請。「違法にならないという作品にも子供が性的商品にされているものがある」として、日本よりも児童ポルノの規定が厳格とされる米国の判例を基準にしてサイトの作品を調査。8〜17歳の日本人の男女が出演している136点を「児童ポルノ」として販売停止を要請し、今月に入り84点がサイトから削除されたという。

この問題については、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090221#1235185605

でコメントしたことがありますが、いわゆる3号ポルノについては、上記の記事にもあるように、違法かどうかの線引きが難しく、米国等の諸外国から強く批判を受けるようなものが、違法とまでは言えない、として流通するということになってしまう余地が多分にあります。
要請された136点中、削除されたのは84点で、残りの52点は削除されなかったという点にも、評価の難しさということが現れているように思われます。
今回の事態は、今後の法改正上、参考にすべきものになることは確実でしょう。