少年法入門(第4版)

少年法入門 第4版 (有斐閣ブックス)

少年法入門 第4版 (有斐閣ブックス)

そういうイメージではないかもしれませんが、私も、時々は依頼され少年事件の付添人をやることがあります。若い時は少年係検事をやったこともあり、少年法の分野については、実務家になった後も、その都度、文献にあたったりして勉強してきました。
しかし、21世紀に入るころから現在に至るまでに少年法が大きく改正されてきて、このあたりで、きちんと再確認しつつフォローしておいたほうが良いと思い、幸い、この本の最新版が出たことを知って購入しました。今、少しずつ読んでいるところです。
「入門」とありますが、内容はなかなか高度で、まったくの少年法初学者は、やや読むのに骨が折れるかもしれない、という印象を受けます。それだけに、これをきちんと読んでおけば、少年法の問題を考える頭は十分作っておけると言えそうです。