性的虐待で巨額示談のカトリック司教、被害者らに謝罪

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200707160005.html

508人を性的に虐待した疑いで告発された米カトリック教会ロサンゼルス大司教区のロジャー・マホーニー司教は15日、カトリック聖職者による性的虐待を訴えた被害者らに謝罪を表明するとともに、自身が提示した6億6000万ドル(約804億円)の示談金で、被害者の傷が元通りに癒されないことを認めた。

被害者の数の多さも示談金の金額も桁外れですが、宗教団体内部でこの種の事件が起きると、加害者側が圧倒的に力を持っていることや、閉鎖的な組織の中で事件が隠ぺいされがちなこと等から、なかなか発覚せず、それだけ被害が次々と起きがちのように思います。
日本でも、宗教団体内部での、指導者による連続強姦事件が問題になっていましたが、この種の犯罪を防止することや、起きてしまった場合に早期に顕在化させて新たな被害をできる限り防止することの重要性、困難さを感じます。