酒酔い運転で2人死亡、近くで死亡ひき逃げ事故も 兵庫

http://www.asahi.com/national/update/0624/TKY200706240039.html

容疑者の呼気1リットル中から0.75ミリグラムのアルコール分が検出された。23日夕方に尼崎市内のコンビニ2軒の駐車場で500ミリリットル入りの缶ビール計5〜7本、200ミリリットル入りの焼酎計3〜4本を飲み、自宅に帰ろうと70〜80キロで走っていたと供述している。

呼気1リットル当たり0.75ミリグラムのアルコール分というと、かなり高い数値であり、個人差もありますが、「泥酔」に近い状態であった可能性が高いと思います。危険運転致死罪の適用も十分考えられるケースでしょう。
この種の犯罪を抑止するためには、厳罰化だけでなく、例えば、酒気帯び運転の前科が複数ある者については、アルコール検知装置(運転の都度の呼気検査によりアルコールが検知されれば車両が動かない仕組みになっている)付きの車両しか運転できない、などの、厳罰化以外の実効性ある措置も講じる必要があるように思います。