<衆院岩手補選>民主党が弁護士を擁立

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070505-00000054-mai-pol

日本でも、弁護士が、政治家の供給源として以前以上にクローズアップされてきているように思います。確かに、弁護士になる程度の能力があれば、日本人として平均以上の能力は備えているはずで、仕事柄もあって、読むこと、書くこと、話すことについても、人並み以上の能力は持っているものなので(そういった能力が人並み以下、という弁護士もいますが、それはとりあえず措くとして)、政治家としての適性は見出しやすいでしょう。
私のようなしながい弁護士に対しても、これだけ毎日毎日ブログを書いて、それなりに目立っているせいか、「政治家は目指さないのですか」と尋ねる人がいますが、私に決定的に欠如しているのは、能力以上に、権力に近付き権力を奪取しようとする強烈な野望、野心でしょう。これは、政治家や、政治を志す人にとって不可欠な要素であり、政治家に限らず、あらゆる場面で立身出世、成功を目指す人々にとっても、欠くべからざる要素です。私にそのような野望、野心が少しでもあれば、検察庁内でも、少しは日の当たる道を歩めたかもしれず、また、弁護士になった後も、もっと恵まれた、人もうらやむコースを歩めたかもしれません。
ということで、私は、しがない弁護士のまま、世間の片隅で、今後もひっそりと社会を見つめ、考え、こつこつとブログを書き続ける、ということになります。