ペット霊園、規制は自治体任せ 突然閉園や遺骨山積みも

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170625-00000036-asahi-soci

枚方市に聞くと、動物愛護法に基づき犬や猫を担当する市保健衛生課は「生きている犬猫が担当なので担当外」。動物の死体は法律上は廃棄物だが、市環境総務課は「霊園が扱う動物の死体は廃棄物ではない、と国の通知があるので担当外」と説明する。伏見隆市長は「問題が起きないように何らかのルールが必要」と条例の制定も視野に検討を始めている。

ペットを家族同然にかわいがっている人は多いですし、丁寧に葬送したのに記事にあるような有様ではあまりにもひどく、法律によるルール作りや必要かつやむを得ない規制は避けて通れないと思います。
ただ、こういう問題はペットだけでなく人間にもあるでしょう。例えばそれほど遠い過去ではない江戸時代あたりでも、墓地が寺の移転により地表面上のものだけ移転され地下の遺骨など埋設物がそのままになっていて発掘されて、といった例もありますし、明治以降のそれなりの著名人であっても無縁状態になっているお墓はかなりあります。個々が死後にどう処すべきかという、難しい問題ですが、自分が死に、50年後、100年後には、生前の自分を知るものは誰もいなくなり、墓があっても誰も省みるものもなくなってという、そういうところまで想定しておくことも必要だろうと、私は感じています。その意味で、子孫に負担をかけない散骨とか樹木葬といった葬送方法に、私は強い興味を持っています。