http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000027-zdn_mkt-ind
一方、お薦めしない業界を聞いたところ「銀行」(28%)がトップ。以下「生保・損保」(27%)、「証券」(26%)、「信販・クレジットカード・リース」(24%)、「百貨店・スーパー・コンビニ」(21%)という結果に。
これは、いずれも何となくわかる気がしますね。給与が高くても仕事が厳しかったり(給与が高くなくて厳しいというものも)、人の選別がシビアで生きるのに辛いものがある、等々、いろいろあると思います。
私が就活生にアドバイスするとすれば、会社よりもどの業界か、を見るべきで、自分の適性ややりたいこととその業界の将来性の相関関係で見るべきではないかと思います。今現在華やかで景気が良くても、今後、次第に右肩下がりに下がるということもよくあることです。とは言え、将来性があっても仕事自体に興味が持てなくては長続きしませんから、そこは正に「相関関係」でしょう。
いろいろな人を見てきて、私も今年で50歳になりますが、仕事をしている中で一定のスキル、専門性が身に着くような仕事のほうが、転職するにしても独立するにしても有利ですから、そういう仕事を目指してみると良いのではないか(特に何か資格を持って、ということである必要はないと思います)、という気はしています。
人の職業生活というものは長く、また、当初考えた通りにはなかなか行かないものです。かつては、新卒で入った組織で定年まで勤め上げるのが当然でしたが、今はそういう時代でもなく、考えたうえで就職しても、その後も柔軟に軌道修正を図りながら(年齢が上がるにつれそれも難しくなりますが)仕事に向き合う必要があるでしょう。