ツイッターで暴言の復興庁キャリア官僚、なぜ「バカ発見器」に引っかかったのか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000530-san-soci

フォロワー以外の不特定多数の閲覧者の存在を、つい忘れさせてしまう交流サイト特有の作用が、投稿をエスカレートさせやすい要因になっているとの指摘だ。

閲覧者が投稿内容を支持するマークが「投稿意欲」を刺激する材料になるとも言われている。

人には、大なり小なり「自己顕示欲」というものがあり、ツイッターのようなツールでは、自分に対する注目度が、フォロワーの数やツイートに対する反応で、目に見えて測定しやすいので、つい、注目を集めようと、派手なパフォーマンス的な表現に走る、ということは起きがちですね。気軽なツイートも、気軽過ぎれば脇の甘いものにいつでも転化しますから、ツイートするということは、爆発寸前の爆弾を抱えながら走っているようなもので、かなりリスクが高いものであり、そういうものであるという認識、自覚が、特に、リスクが顕在化した場合に失うものが多い人には必要でしょう。
注意点を挙げ始めればきりがありませんが、誰でもできる、リスクを低減できる方法は、「仕事についてはツイートしない」「仕事についてツイートする場合も、できるだけ、薄めて、一般化してツイートする」ということではないかと思います。私自身も、日々の仕事についてダイレクトにツイートし始めたら、それはおもしろいツイッターになると思いますが、守秘義務等々、様々なしばりがかかっている身ですから、具体的な仕事絡みのツイートはしないことにしていて、する場合も、かなり前の事とか、担当する仕事から抽出される一般論や感想、といったことにとどめるようにしています。
こうしたSNSの利用については、よくできたガイドラインを作っている企業、組織も出てきていて、単に自主性に委ねるだけでなく、使えるガイドラインを所属するメンバーに示して指針にできるようにして、つまらないことで自滅したり他人に迷惑をかけないようにすべきでしょう。