“本当の快適さ”とは何か――「HTC J One」に見る革新性

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1305/22/news005.html
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“何を今さら”と思うかもしれないが、スマートフォンのスペックが猛烈に向上する中で、最新トレンドに追従しながら“Sense”、すなわち感覚に訴える製品を作ろうとしていることが、きっちりと伝わってくるところに、HTC J Oneの良さを感じる。ユーザーにとっての快適な端末とは何かを再考させる1台だ。

私は、サムスン製品もHTC製品も両方使ったことがあり、どちらも好きなのですが、サムスン製品は、ハイスペック、多機能でダイレクトに利用者に対して訴えかけるような性格が強いのに対し、HTC製品には、しなやかな感性を織り交ぜることで利用者に優しく使いやすく、という性格が強くなっているように感じています。前者が、すごい製品をどんと利用者の目の前に置いて、さあ、思い切り使ってください、という感じなのに対し、HTC製品は、にっこりわらってわからないところがあったら聞いてくださいね、と言ってくれているような感じでしょうか。
HTC ONEでは、従来、サムスンよりもやや見劣りしがちだったスペックが、サムスンの最新機種であるGalaxyS4と遜色ない程度まで高められていて、それだけに、HTC製品の持つ良さが強く前面に出てきているという印象を受けます。
記事にあるように、LTEのエリアにきめ細かく対応していることや、カメラ機能が秀逸であること(私が読んだ、米国発のレビューでも、画像のきれいさが絶賛されていました)など、「GalaxyS4キラー」であると同時に、今後、近いうちに発売が予想される
iPhoneを迎え撃てるだけの、HTCの自信作に仕上がっていると強く感じます。一時、凋落傾向にあったHTCが、ここまで復活してきたことを嬉しく思います。