Android 4.1搭載、クアッドコアCPUになった「GALAXY S III α」

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20121011_565230.html

CPUは、サムスン製の「Exynos 4412」で、1.6GHz駆動のクアッドコアとなる。最新バージョン、クアッドコアの組み合わせで、従来より快適な操作の実現が図られている。具体的には、先代のGALAXY S IIIではわずかに引っ掛かりのあったホーム画面のスクロールがスムーズになっているほか、アプリなどの起動も高速になる。また、Exynos 4412にはCPUが自動で速度や消費電力を調整する機能が搭載されており、クアッドコアでも大幅に電池の持ちが悪くなることはないという。会場の説明員によると「現在チューニング中」で、GALAXY S IIIからの改善にも期待したいところだ。

Xiについては、下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応した。これは上述のとおり1.5GHz帯で15MHz幅を利用した際に出る速度で、そのほかのエリアでは周波数によって下り最大75Mbps、37.5Mbpsとなる。

先に発売された現行のS3では、グローバルモデルがクアッドコアであったのに対し国内モデルはデュアルコアにとどまっていて、そこを改良しよりハイスペックにした、ということですね。
併せて注目されるのが、Xi(LTE)が複数バンドに対応し、1.5GHz帯ではより高速な通信が可能になったということで、ドコモとしては、LTEで追いすがる他のキャリアを、既に構築したLTEネットワークをより強固にすることで振り切ろうという戦略でしょう。
iPhone5に対応しなかったことで、とかくネガティブに語られているドコモですが、やはり、その力には、並々ならぬ、侮りがたいものがあると強く感じさせる、なかなか魅力的な製品であると思います。