http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120817/1042519/?rt=nocnt
なんと! iPadよりも薄くて軽いではないか。しかも、iPadの液晶は9.4型だが、Asus Pad TF700Tは10.1型である。液晶が大きいために本体がやや大きいにもかかわらず、iPadよりも薄くて軽いのだ。ことボディーに関してはiPadを超えたと言っても過言ではないだろう。
ただ、デザインに関しては、まだiPadに一日の長があり、シンプルな格好良さでは及ばない。とはいえ、それも細部まで見比べれば……というレベルだ。iPadとの差は明確に縮まっている。
キーボード部分にもバッテリーが組み込まれており、装着すると駆動時間が延びるのがまた素晴らしい。駆動時間は本体のみで9.5時間、キーボードを装着すると計14時間まで延びる。
拡張性も上々で、タブレット部分には一般的なmicro HDMI出力端子と、micro SDカードスロットを内蔵。キーボード側にはUSB2.0端子とSDカードスロットを装備しており、拡張性の向上に一役買っている。
最近の私は、MacBookAirとiPadを、キャリングケースに入れて持ち歩いていることが多いのですが、iPadだけ持っていれば出先では足りそうな日もあり、とはいえ、キーボードがあったほうが便利ではあるかと思い、ワイヤレスキーボードとiPad、ということもあります。ただ、その組み合わせではかさばりますね。その点、上記のような、キーボードと一体化し、取り外しもできるタブレット、という存在には、持ち運びやすく便利、という印象を強く受けます。キーボード装着により駆動時間が延びる、というのも、出先で電池切れに陥りやすい現状を考えると、魅力的です。拡張性が高いのも、あれこれ持ち歩けない出先ではありがたいですね。
今後も、このタイプのタブレット(着脱できるキーボード付き)は、有力な選択肢として存在感を発揮しそうな予感がします。