http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120810-00000544-san-soci
亜人夢(あとむ)、瑠美衣(るびい)、羅偉我(らいが)…。名付け相談に実際に寄せられた名前候補の数々だ。こういったアニメのキャラクターのような名前の子供が増えているという。「キラキラネーム」と呼んで肯定的にとらえる人がいる一方で、不快に感じて「DQN(ドキュン)ネーム」と呼ぶ人も。
私は実務家なので、「読めない」という点に引っかかりを感じますね。名前を呼ばれたり読んでもらう、という機会は、成長するに従い、無数の場面で生じますから、いちいち、どう読んだらよいかわからない、というのは、その子にとって不便でわずらわしいだろう、ということは、こういった名前をつける際に考えておいたほうが良いと思います。
ただ、こうした名前が増えてきて、世の中のあちらこちらにいるようになれば、人々に慣れが生じて、今ほどネガティブな話題にはならなくなるのではないか、という気もします。個々人が、ネット上で自分自身を紹介する、何らかのページを持つのが普通、という状態に、日本も徐々になると思われますから、読めない、わからない、ということも、そういうページを読めばすぐにわかるので困らない、ということになる可能性はあるでしょう。
あとむ、とか、るびい、らいが、といった裁判官が死刑判決を宣告したりする日も、間もなくやってくるでしょう。