http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000103-mai-soci
原爆犠牲者の冥福と世界平和の願いが込められた約８０００個の明かりが水面に揺れ、遺族らが静かに祈りをささげた。
この時期、広島市内では、各所にある慰霊碑の前で、慰霊祭が行われていて、静かに祈りが広がる時期ですね。
昔、修道中学校で学んでいた当時、8月6日に、学校内で野球部の合宿に参加していて、慰霊碑の前で慰霊祭が行われるので、合宿中の部員が皆で参列したことがありました。用意が悪く、制服を持っていなくて、皆、Tシャツに短パン、サンダルといった、そぐわない格好で参列してしまい、さすがにバツが悪く、参列していた遺族の方々に、済みませんと謝ったところ、老婦人が目をうるませながら、いいのよ、こうして参列してくれて喜んでくれていると思いますから、ありがとう、と言ってくれたことが今でも思い出されます。元気一杯の我々の姿に、原爆で亡くした息子さんの面影を見ていたのかもしれません。あれから既に30年以上が経ち、あの老婦人も、おそらく亡くなったことでしょう。どこかで、亡くなった方に再会できていれば良いな、と、今日は、当時のことを思い出していました。
