学生を接待漬けにしていた! [バブル時代の就職活動]

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100518-00000001-spa-ent

なかには「ただの会社説明会だと思っていたら、いきなり集団面接開始。で、その日のうちに『皆さん、内定です』と言われた。でも私は大学院に進みたい気持ちもあったので相談したところ、『ウチで行かせてあげます』と。要するに一応、会社に籍を置いておきながら、大学院に通わせてくれるとのこと。学費も給料も出してくれるとまで言うから、入社を決めました」(45歳・男・防災設備)という超厚遇も。慶応大卒の女性からは「大学のOBに誘われて食事に行ったら、そこになぜか人事担当者も同席して懐石料理を振る舞われた。でも結局、仕事や会社の話は一切出ずに、趣味の話などの雑談に終始しました……が、後日、OBから『内定したよ』との連絡が。いやいや、就活のつもりなかったんですけど」(42歳・女・サービス)なんて話も飛び出る始末。

以前に本ブログでも書いたことがありますが、司法試験に合格した年(昭和61年)の8月頃に、下宿先に某大銀行からいきなり電話がかかってきて、内定者が辞退したので、この電話で入ってくれると言ってくれれば内定を出す、といきなり言われて驚いたことがありました。その年に不合格になっても翌年以降も受験するつもりであったので、丁重にお断りしましたが、今では考えられないことではありますね。
当時は、内定者をハワイに連れて行って拘束したとか、景気の良い話をかなり聞いたものでしたが、その後のバブル崩壊の前で、それを知らずに踊っていただけで、愚かさ、空しさということをしみじみと感じます。