http://www.asahi.com/national/update/0713/TKY200507130275.html
私自身が検察官経験者だから言うわけではありませんが、検察庁が本気になって、本腰を入れて取り組めば、このニュースにあるようなことは、十分可能ということでしょう。
現在、ある告訴事件を担当(被害者側)していますが、私自身が、その事件の中でも特に事件性が高い事実を拾い出し、警察官に対し、言葉を尽くして積極方向で十分進められることを説明したにもかかわらず、担当の警察官(口ばかり達者な捜査能力のない警部補)は、なんだかんだと逃げ口上ばかりで、結局、事件を投げ出してしまい、検察庁に記録を送りつけて終わりにしてしまいました。
それが、検察庁でやる気のある優秀な検事が事件を見て、ポイントを的確に理解し、私が推奨した方向で捜査を進めたことで、現在、起訴寸前まで進捗している状況です。口ばかり達者な捜査能力のない警部補に関わっていた時間や労力が、本当に無駄で馬鹿らしく思えてなりません。
こういった、自分の職責もまともに果たせない警察官の尻ぬぐいまでやっている検察庁は、やはり、負担が重いと思わざるを得ませんし、いろいろと批判は受けても、その努力が国民のためになっているのは事実だと、最近、改めて感じています。