ページをめくってタブレットで撮影、カシオ「BOOK TURNER」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160609-00000128-impress-sci

「BOOK TURNER」は、ページをめくる仕組みを備え、書籍やノートを裁断せずに電子化できる製品。ページの撮影にはタブレットスマートフォンを利用し、現時点ではiOS向けアプリが用意されている。
ページめくり機構は粘着テープとアームを使い、1枚ずつページをめくる。めくる際には風を当ててページが戻らないようにする。メージがめくりにくい薄い紙の場合もアームの動作を制御して分離しやすいようにした。開きやすい本、ノートであれば自動モードで、開きにくい本や薄紙のホンでは半自動モードで利用できる。また、希少な本や古い文書、ページの厚い書籍などはページめくり機構を使わず、手動でページをめくって撮影することもできる。

今後、蔵書はほぼ全面的に電子化したいと考えている中、この製品の情報を知り、高い関心を持ちました。本によっては裁断するのが忍びないものもありますし、裁断せずに「自炊」できる既存の機器は、本をページごとに手動でめくることが前提になっていて手間がかかります。上記の記事で紹介されている製品であれば、本の状態にもよるようですが、自動で自炊して電子化することが可能な仕組みになっていて、有効に機能することが期待できます。
一般への販売は当面されないようですが、手に入るものなら入れて使ってみたいものです。