石ゴロゴロ・水ボコボコ…災害前、住民前兆察知

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00050103-yom-soci

大きな被害をもたらした広島市の土砂災害が起きる前、地元住民らは、異常な音や強い土の臭いなど、普段とは異なる前兆を感じていた。
気象情報や住民の行動を時系列で示した気象庁の指針と合わせ、迅速な避難など身を守る行動に役立てるよう、識者らは呼びかけている。

私自身、今のところこうした災害の現場に居合わせたことはありませんが、旅行先などどのような状況で災害に遭遇するかわからず、まったくのところ他人事ではない、ということを痛感しています。
上記の記事のような「前兆」を、日頃から、特に危険地域の住民に周知しておくことで、皆が皆気付くのは無理としても、誰かが気付くことで、互いに声を掛け合って避難するといった行動に結びつくことが期待できるのではないかと思います。昨日から今日にかけて、いろいろな記事を読んでいる中で、過去に、旅館のそばで地割れが発生していたことに気付いた旅館関係者が宿泊客を迅速に避難させていたことで土砂災害の被害には遭ったものの人的犠牲は出なかった、というものがあり、前兆に関する適切な知識やそれに気付いた場合の迅速な避難は、今後とも重要なことでしょう。
そのためには、日頃から地域で適切なコミュニケーションが取れていることも必要であり、良好な近隣関係を保っておくことも、防災につながると言えるのではないかと感じます。