人事部は就活生たちのFacebookのココを見ている

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121115-00000402-playboyz-soci

「ある不動産会社の採用担当グループは、面接試験の後で別室に集まり、パソコンを囲みながら受験者のFacebookチェックを行ないます。最初に見るのは『友達』の数。ある女のコの場合、面接で物静かだったのに、Facebook上で300人近くの『友達』がいて、書き込みごとに数十件ものコメントがつき、ページ全体が活性化していたと。ここに着目した採用担当者は『これは人望がないとできない』と評価を逆転させました。面接じゃわからない素の様子を知るツールとして企業はFacebookを見ています」

兵頭氏によると、「Facebookを見る採用担当者にとっては、個人データよりもむしろ “自分をさらけ出せるタイプか、包み隠すタイプか”を知ることが重要」なのだという。

「『受付嬢がキレイだったなう』とか、会社や面接官など特定の対象をあげつらう書き込みをする学生は、入社後に企業の機密情報を漏らしかねない。ソーシャルな場で出していい情報と、出しちゃいけない情報の正しい判別ができない人はちょっと……」(佐野氏)

弁護士でも、大きな事務所の豪華なサイトの中できらびやかな経歴とともに紹介されている、といった人がいますが、そういうものをいくら眺めていても人間性や力などはよくわからないことが多いでしょう。そういった人がSNSやブログをやっていれば(ボロが出るのが怖いのか、そういった人ほどやらない傾向はありますが)、それを読むことにより実像、真価をある程度推測することは可能になります。就職活動(就活)での、採用側による上記のような見方でも、やはり、日頃の「素」の状態から、対象人物の実像、真価をにどこまで迫れるか、ということが問題になると思います。
大学生程度の若者が、ちょっと羽目をはずしたり若気の至りで何かを口走ったらか、即、駄目というわけではないと思いますが、他人による評価というものは、常に的確なものではなく、不本意なところで低い評価をされる、ということも起きることがあります。だからといって、こういったツールを敬遠するのではなく、やはり、積極的に活用して、コミュニケーションを深めその能力をつける、自分というものをいろいろな人に見てもらい知ってもらう、ということを心がけることが、長い目で見ればプラスになるでしょう。
私が大学生の頃は、こうしたツールもなく、学歴、成績といった情報以外では、せいぜい、面接対策が検討される程度でしたが、今の大学生は、見られるところ、ポイントが飛躍的に増えていて、大変だな、と思いますね。