7型タブレットが中古市場でも主流に、旧製品は1万円以下に暴落

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121113/1045478/?rt=nocnt

じゃんぱら 秋葉原本店の宮島和弘氏は、「Nexus 7iPad miniなどの小型タブレットの発売を受け、この1〜2カ月ほどで中古タブレットの売れ筋がガラリと変わった」と語る。
同店では、グーグルのNexus 7(16GB)が1万7800円、アップルのiPad mini(16GB)が2万7800円前後で販売されている。いずれも、新品と比べて数%〜10%しか安くないものの、入荷すれば飛ぶように売れていくという。宮島氏は「片手で持てるサイズや、カバンに収納しやすい点が好まれているようだ。何より、価格が安い点が幅広い層に受け入れられている」と語る。

小型タブレット人気の影響で、10型クラスの液晶パネルを搭載したタブレットや、7型クラスの小型タブレットの旧製品は売れ行きが急速に鈍っている。

小型タブレットの影響をほとんど受けていないのが、タブレットで圧倒的なシェアを誇るiPadだ。第4世代モデルの登場を受け、Retina対応の第3世代以前の中古品は1割ほど価格を下げた。それも功を奏し、3万円を超える高価格帯モデルが好調に売れている。

タブレットに対する、人々の関心を知る上で、こうした中古製品市場の動向はかなり参考になりますね。
私は、身体も手も大きい、ということもあり、また、画面の閲覧しやすさを重視するので、10インチタイプのタブレットを好んで使っていますが(最近の「真犯人」メール騒ぎで取材の際によく手にしているのは、最新のiPadです)、日本人にとって、大きさとして使いまわしやすいのは7インチタイプではないかと思います。これは、特に、重さを負担に感じ安い女性にとってはその傾向が強いでしょう。
7インチタイプが、以前と比べてかなり安く売られるようになっていますから、使いやすさも相まって、関心がそちらへ集中していることもうなずけます。
今後の売れ筋は、新品、中古とも、2万円から3万円前後程度の7インチ型タブレットが中心となり、より高機能、ハイスペックで価格も高い10インチタイプを求める層と、激安(数千円から1万円程度)の、例えば中華タブレットを求めるような層の3極に分かれて行くような気がします。