不透明な運用約100億円、解明めざす 神奈川歯大事件

http://www.asahi.com/national/update/0923/TKY200909230033.html
http://www.asahi.com/national/update/0923/TKY200909230033_01.html

法人の告訴を受けた同地検は、3人の関係や金の使途などについて全容解明を進めている。

この手の投資詐欺事案は、海外が絡むだけに捜査が難しく、警察に対し捜査を働きかけても手に負えないので最初から投げてしまってやらず、では検察庁の特捜部へ持ち込んでも、バッジがついたような人まで伸びないので、「警察へ行け」などと言い(行っても相手にされないので検察庁へ来ているわけですが)面倒がってやってくれないものです。
その意味で、横浜地検特別刑事部、というのは、捜査能力もあり、バッジがついている人が絡まなければやらない、というほど事件の恣意的な選り好みをしないので、この種の捜査を行う捜査機関としては良いと思います。
この種の投資詐欺事案がどういった展開をするものなのか、本件が解明されることによって得られる情報も期待でき、今後の捜査の進展に注目したいと思います。