ジャストシステム:キーエンス傘下に 法人向けの低迷で

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090404k0000m020092000c.html

ジャストシステムは「一太郎」「ATOK」などのソフトウエア事業は堅調だが法人向け文書作成システム販売が低迷、09年3月期も4期連続最終(当期)赤字を見込む。このため昨年以降、業務提携交渉を進めていたキーエンスの支援を仰ぐことにした。

この話題は町村教授のブログでも取り上げられていましたが、仕事で一太郎を使う、という人や組織は、以前にくらべてかなり減っているでしょう。
私の場合、検察庁にいた当時は、一太郎カルチャーの中にいて一太郎を使っていましたが、弁護士になった後は、IT企業にまず入ったということもあって、周囲で一太郎を使っているという人は皆無になり、たまにATOKを買ってインストールする程度になりました。ATOKも、なくても困らないし日本語にとことんこだわっているわけでもないので、次第に使わなくなりました。ただ、一太郎で作成した文書が送られてくることもあるので(ほとんど弁護士からのものですが)、1つか2つ前の一太郎は持っていて、使用しているPCにインストールしているものもあります。
こう言うと一太郎ファンには激怒されそうですが、一太郎がなくなってしまえば使う人も次第にいなくなり、時々、一太郎ファイルが送られてきて読めずに困る、ということもなくなるので、この辺が一つの潮時なのかもしれません。