プリンスホテル「真摯に受け止める」 港区が事情聴取

http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200803280208.html

これまでプリンス側は「旅館業法違反にはあたらない」と主張していたが、区が宿泊予約の解約は同法に違反するとの判断を伝えると、渡辺社長が「真摯(しんし)に受け止める。旅館業法に違反するということはしっかり反省すべき点と考えている。今後は関係者の信頼を得るために努力する」などと述べた。

裁判所の決定は、何ら真摯に受け止めず踏みにじり開き直っているのに、港区に対しては手のひらを返したように上記のように言っているのは、営業停止などの行政処分を恐れているから、としか考えられないですね。相手によりカメレオンのように対応を変える、自らの利益のためには平気で嘘もつき、心にもない歯の浮くようなきれい事も口にする、そういうホテルである、ということを、このホテルを利用しようとする人は、よく認識しておいたほうが良いでしょう。「プリンス」などという、そぐわない名前はやめて、「グランドカメレオンホテル」といった名前に変えたほうが良いような気がします。
港区も、上記のような、口にされている反省とか努力といった「きれい事」が、単なる行政処分を回避するためのきれい事である、ということを、今後、きちんと見抜いて、営業許可取消を含む厳重処分へと踏み切るべきでしょう。