多機能トイレで7時間“放置死” 東京メトロが認めた二つの怠慢

多機能トイレで7時間“放置死” 東京メトロが認めた二つの怠慢(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

「一つ目は、非常ボタンを作動させるブレーカーの問題です。通常、非常ボタンを押せば駅事務室の警報が鳴動し、すぐに駅員がトイレに駆け付けますが、八丁堀駅は何故か非常ボタンのブレーカーが切られていたのです」(同前)  

二つ目の問題も深刻だ。 「多機能トイレは、非常ボタンが押されなくても在室が30分を超えると、信号ケーブルを通じて駅事務室に警報が届くようになっている。ところが八丁堀駅は、このケーブルも繋がれておらず、まるで機能していなかったのです」(同前)

多機能トイレは、空いている際に私もたまに使用することがあるのですが、非常ボタンがあるので、何か具合が悪くなったような際には、これを押せば安心だという意識がありました。しかし、この記事を見ると、こういった不備、不具合がある場合もあることがわかって、安心が不安に変わりました。

社会の安全は、こういった細かなところで維持されている面があり、チェック機能ということもきちんと遂行していく必要性を感じますし、そういう当たり前のことをきちんとやっておくことで救える命もあるということでしょう。