https://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/269.html
大坂の陣で真田信繁が築いた真田丸は、戦の後に完全に破壊され、４００年間どこにあるかさえわからなくなっていました。今回、レーダー探査と航空写真の分析から初めて幻の真田丸の全貌が明らかになりました。それは巨大な堀が巡らされた不思議なカタチの城。定説を覆すものでした。
真田丸関係の書籍を複数買って読もうとしていますが、先にイメージをビジュアルでつかんでおいたほうが読み進めるのが早くなりそうだと思い、録りためておいた上記の番組を視聴しました。狙い通り、真田丸の具体的なイメージがつかめて有益でした。
番組では、最新のレーダー分析、航空写真の分析と、広島藩に伝来していた絵図（かなり実態を反映したものと今では評価されている）から、真田丸の実像を推定して紹介しており、従来の定説（大坂城から突き出したような形態）ではなく独立した城郭、要塞で、既存の地形や建物を巧みに利用したことで大坂冬の陣において徳川方に大損害を与えた、そのプロセスも推定していて、1つの合理的、有力な推論としてかなり参考になるものがありました。
こういった最新の研究成果は、おそらく大河ドラマ「真田丸」でも取り入れられると思われ、楽しみです。
