海外全線飛行・地球800周…日航、名物機長が引退へ

http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201003200377.html
http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201003200377_01.html

「新年度の契約はありません」。1月、人事部門から言い渡された。2006年に定年を迎えたが、後輩を指導する「特別運航乗務員」として1年契約を更新してきた。
会社更生手続き中の日航。16〜17日には、2700人を予定していた特別早期退職の上積みを公表した。日航本体の全機長と35歳以上の副操縦士の約2300人も対象だ。
羽田空港は10月に新滑走路が完成し、国際線が頻繁に発着するようになる。「契約の上限の65歳まで続け、新しい羽田から飛びたい」と考えてきたが、引き際と受け止めた。

こういった豊富な知識、経験を持ち、様々な形で会社に貢献できる人材こそ、年齢の上限まで働いてもらうことができなかったのかと思い、残念ですね。そういった、きめ細かな考慮、取り扱いというものができなかったのでしょうか。
とは言え、空の安全ということへの貢献は、退職後も様々な方法でできるはずですから、豊富な知識、経験を生かし、後輩を指導するなど、今後とも活躍していただきたいということを強く感じます。
残念さと、今後への期待の両方が感じられるニュースでした。