JALの企業年金カット、OBの3分の1以上が反対

http://www.asahi.com/business/update/0718/TKY200907180002.html
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関係者によると、日航企業年金は年4.5%の利回りを保証する確定給付型を中心にした仕組み。退職金の一部も年金運用に回した退職者だと、厚生年金も含めた支給額が月40万円を超える人もいる。60代の退職者の一人は「5割カットなら支給額が10万円程度減る」とみる。

日航は9月までにまとめる経営改善計画で、年金カット、不採算路線の整理、貨物事業の改革を3本柱に位置づける。年金削減が実現しない場合、日本政策投資銀行や民間銀行から「リストラが不十分」として追加融資を受けられず、年末にも資金不足が深刻化する恐れがある。

もらえるお金が減ってうれしい人などいませんが、「企業」年金を支えている企業自体がつぶれてしまっては元も子もない、ということを真剣に考えたほうがよいのではないかと思いますね。
私は、JAL倒産に備え、最近、ある程度たまっていたマイルを使って消化し、倒産しても困らない状態になりました。自力による再建ができなければ、一旦、倒産させて過去の負の遺産清算の上、再建するしかないでしょう。次第に、「そのとき」が迫っているという印象を受けます。