有休すら取りづらいけど… 「休暇分散案」のリアリティは?

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100319-00000005-rnijugo-soci

「でも分散を検討する前に、本当に休暇が取れるのかリアルなシミュレーションをしないと効果は不明です」とは、社団法人日本観光協会・丁野朗総合研究所長。実は、3連休の固まりを1年の中にいくつか作るという現行のハッピーマンデー制度自体、3連休と有給休暇を足して四季ごとにプチバカンスを可能にしようという発想で作られた分散化策だという。にもかかわらず、現状、僕らは…。

私の場合、常に複数の事件、案件を抱えている上、急を要する連絡、相談等も随時舞い込んでくるため、夏期休暇とか年末年始といっても、電子メールのチェックは欠かすことができず、携帯電話は常に持ち歩いていて、完全な休日、オフということは、そもそも不可能な状態です。社会に出てから、ずっとそういう状態に置かれてきたので、それが当たり前になっていて、そういう中で、適当に休んだり読書をしたりしてメリハリはつけています。連続した休暇がないと困るということもありません。
ただ、それが一般的では良くないとも思っていて、夏期には、2週間は難しくても1週間程度の連続休暇は会社等に義務づけてでも取るようにするべきだと思いますし、そういった余裕のある社会を形作って行くことが、自殺者の減少や医療費の抑制等にもつながって、より健全な、幸福度の高い社会へとつながるのではないかと思います。
どういう社会を目指すべきかということについて、国民全体で、まず考えてみる必要がありそうです。