iPadを捨ててPCを採用──悩みが尽きない米国の教育現場

http://gqjapan.jp/more/business/20140814/byon-in-your-class

この学校がChromebookを選んだ3つの理由はこうだ。
まず最初の理由として、iPadは遊びの道具だが、Chromebookは仕事のためのツールだと認知されていること。2番目の理由は、ハードウェア・キーボードが付いていることが挙げられている。特に、もうじき導入がはじまる統一カリキュラム「コモン・コア」のオンラインテストではキーボードが必須なのだ。そして3つめの理由が管理の難易度。クラウドベースのChromebookの方がメンテナンスがはるかに簡単だ、という結論になった。
そのほかにも、教育機関向けのクラウドサービス「Google Apps for Education」を使った共同作業は、iPadよりもChromebookの方がやりやすいとか、価格面で399ドルからのiPadよりも279ドルからのChromebookのほうが安価、という理由もあったようだ。
こうして理由をひとつひとつ挙げてみると、「なんだ、結局大人の世界と一緒じゃないか」という印象だ。

Chromebookの利点、メリットが、上記のような選択ポイントの中に、端的に出ていて興味深いものがありますね。
安価で、それ1台あれば一通り何でもできて、クラウドとの連携が優れている、ということになれば、「何か1台を」を望む人は(そういう人が世の中には莫大にいるわけですが)、こぞってそれを買うでしょう。それが正にChromebookではないかと思います。
日本では、まだ法人向けにしか発売されていませんが、今後、個人向けにも販売されることになれば、こういった理由で爆発的に売れる可能性が高く、既存のノートPCは壊滅的な打撃を受ける可能性が高いでしょう。それだけの破壊的な影響力を、Chromebookは持っていると思います。