ゆとりがアラフォーにダメだし「SNSがウザすぎる!」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140304-00598405-sspa-soci

身近のアラフォーにうんざりするきっかけとしてSNSでの“嫌われ言動”が目立つ。確かに、社会に出てからネットに触れた世代。ネットネイティブのゆとり世代より気合の入った使い方をしてしまうのも無理はない。まず、オッサンならではのスケベ心が出やすい行為の1位が、「やたらと女子に友人申請してくること」だという。

私が大学を卒業したのが1987年、社会に出た(検事に任官)したのは1989年で、今月で50歳ですが、Windows95が出たのが1995年、ヤフーが日本でサービスを開始したのが1996年で、1990年代後半あたりを境に、その前に社会に出た人とその後に出た人で、インターネットやその上でのサービスへの慣れや習熟度に違いが出やすいような気がします。特に、SNSは、ここ10年弱程度で急速に普及してきましたから、流行っているからといって急に手を出した人々が、勝手がわからないまま、知らず知らず他人に嫌がられている、ということは少なくないでしょう。
私自身が前から言っているのは、まずは、あまり他人に絡まず、自らの情報発信(その前提となる情報受容も含め)をしっかりとやることで、情報発信も、あまり個人的すぎるものを次々と人に見せようとしても引かれますから、自分が専門性を持っている分野でコメントするとか、有益と思われる情報をシェアするとか、行った先の風景を写真でアップするなど、興味を持ってもらえそうなものを、うまく織り込んで行く工夫も必要でしょう。そうすることで、自ずと人が集まるようにコミュニティ的なものができてくる、というのが望ましいという気がします。
そういった作法的なものは、なかなか難しいものではありますが、むやみやたらとやるのではなく、やはり考えながらの工夫が求められているのではないかと、上記の記事を読んで感じました。