レクサスの新しいおもてなしは”気づかせない”こと。運転がうまくなった気がするレクサスNew GS〜その2〜【Lexus New GS Test Drive】

http://clicccar.com/2012/04/08/132617

前後輪のステア角、操舵トルクを自由に制御することによって、車両の平面運動(ヨーレート・横G)を自由に制御できることが。何か起こったときに立て直すだけではなく、ドライバーの操作やクルマの挙動から、何か起こりそうな予兆を察知し、その手前で手を打つ、そしてそのことをドライバーに悟られないように制御するか。そこがポイントだと。実はドライバーが気づかないうちにステアリングの切り角、切るスピードもEPSが制御しています。大きく切っても小さく切っても、クルマ側で別の判断をして加減しているとのこと。

BMWはドライバーの操作を尊重して、ギリギリまで待ってから安全デバイスが作動しますし、挙動をドライバーに伝えることを良しとしています。メルセデス・ベンツは端からドライバーを信用せず、AMGモデルであってもかなり早い段階で制御されてしまいます。と、各メーカーの思想がはっきり別れています。

現在、乗っている車が今年の8月で3年になり車検なので、乗り続けるか別の車に変えるか、検討していて車の話題に目が行きがちなのですが、選択にあたっては、こうした安全対策、機能ということも重要ではないかと思います。素人は、どうしても、馬力とか燃費、内外装、といった、目につきやすくわかりやすいところを見てしまいがちですが、走って曲がって止まる、という、基本性能、機能面での、こうした進化した技術が、万が一のぎりぎりの場面で自分や他人を救うことになるかもしれず、それを考えると、お金がかかってもこうした性能、機能は優れたものを導入しておかなければならない、という気がします(お金のかけ方にも限度はありますが)。
引き続き、車について、いろいろと情報に接して勉強してみたいと思います。