ゴルフRで東京ー金沢間を往復して

先日、金沢へ出張に行くに当たり、いつもは飛行機で往復しているのを、9月に導入したゴルフRで往復してきました。

http://golf-r.jp/

コースは、関越自動車道から藤岡ジャンクション上信越道に入り、北陸自動車道を経て金沢(帰りはその逆)という経路で、片道480キロくらいになり、行きは途中で1回給油した以外は休まなかったので約6時間で、帰りは、適当に休み休み帰ったので(長野で降りて川中島古戦場に立ち寄り神社に参拝してきました)8時間くらいかかりました。
特に上信越道が、道がくねくねしていたり起伏があって、走っておもしろかったのですが、ゴルフRが、どういった走行状況にあっても、最適な状態を維持しつつ路面をしっかりとグリップしている感じで、この前に乗っていたVWティグアンと比較しても、そういった走行性能はかなり進化しているということを実感しました。おそらく、フルタイム4WDシステム、電子制御式ディファレンシャルロックシステム(高速コーナリング時に駆動輪内側のグリップ不足を検知すると瞬間的にブレーキをかけて内輪の空転を抑制し失いかけたトラクションを回復させアンダーステアを軽減)、ESP‐DSR(ESP=エレクトロニック・スタビリゼーション・プログラム、DSR=ドライバー・ステアリング・リコメンデーション、不安定な挙動を感知すると多くの電子制御機能をコントロールしてブレーキやエンジン出力を統合制御し走行安定性を高める)といったシステムがうまくかみ合って、そういった安定した走行を可能にしているのだろうと思います。実際、やや速めの速度でカーブに入ると、電子的な制御がぐぐっと効いているとハンドルや車体から感じることが時々ありました。街中や普通の道を普通に走っているとわからないことも、上信越道のような、ちょっと癖のある感じの道を走ってみるとわかるものだなと感じた次第です。
ハイパワー(もちろん、もっとパワーがある車もありますが)のため、余裕を持ちつつ走ることができる感じで、長距離を走っても疲れを感じませんし、それは、パワーだけでなく、総体的に運転しやすいことにもよるのでしょう。40年にわたりワールドワイドに販売され乗られて熟成されてきたゴルフの凄みのようなものを感じます。
まだ、わかっていないところもいろいろとあると思いますので、引き続き乗って試してみながら、ゴルフRの走りをじっくりと味わいたいと思っています。