故人のデータはどうなる?ネットの“エンディング”対応始まる

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20120306/1043064/?P=1

Webサービスの「PassMyWill」は、自分の死後にパソコンやネットサービスなどのIDやパスワードを家族や友人に送信する。仕組みはこうだ。まず、自分のメールアドレスでユーザー登録を済ます。次に、家族や友人など信頼できる人のメールアドレスと、自分の死後に伝えたいIDやパスワードを登録する(図3)。設定に必要な送信先のメールアドレスは最低3つ。メッセージ欄にはIDやパスワードなどを記入しておく。設定の最後に、自分が使っているTwitterFacebookのアカウントを登録するのがポイントだ。

先日、雑誌のプレジデントの取材を受け、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20120114#1326513285

といったコメントをしましたが、ネット等でいろいろと活動すればコンテンツ、データは増え、とは言え活動している人は確実にこの世を去ることになりますから、この「死んだらどうなる」という問題は、それぞれが考えておくべきでしょうね。
ISPインターネット・サービス・プロバイダ)等でも、この問題に対処しているのは、まだ少数にとどまっていますが、今後は、死後におけるコンテンツの取り扱いについて、利用規約ガイドラインで明示しておいたり、上記の記事にあるようなエンディングサービスを案内して希望者への便宜を図る、といった動きが、徐々に強まる可能性もあると思います。
寂しいことですが、人間は死すべき存在ですから、そろそろお迎えが来る時期、という自覚を持つようになったら、こうした面でも備えておく、ということが必要でしょう。