http://www.asahi.com/business/update/0127/SEB201001270004.html
関係者によると、26日にHTB内の4ホテルの修繕費の見通しが明らかになり、中核のホテルヨーロッパが老朽化し、修繕費が想定以上にかさむことがわかった。他の設備の修繕費は28日にもわかるが、総額が100億円を超える見通しになったという。
HIS首脳は26日夜、「(経営か断念かは)五分五分から3対7くらいになった」と話した。まだ経営か断念かは決めていないとしたうえで、「(ホテルヨーロッパを)市や県が持って、修繕もしてくれて、うちが運営するだけでいいなら(経営の)可能性は残る」と語った。
以前に、ハウステンボスには行ったことがあって、なかなかおもしろく、それほど悪い印象はないのですが、感じたのが、
1 東京から遠くて不便で、また行きたいと思っても行きにくい
2 スタッフによるサービスが今一つ行き届いていない
3 利用者が少なく閑散としていて寂しく、アトラクションも少ない
といったことでした。特に、上記の1はかなり致命的で、今後、利用者が大きく増えることは期待できず、その上、上記の記事にあるように多額の設備投資が必要ということになると、採算をとるのはかなり困難でしょう。
何とか立て直したいという関係者の気持ちはわかりますが、そろそろサービスを終了し清算すべき時期にきているのではないかという印象を受けます。